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「考える古、伝える古」イベントはじまります。

2015年2月22日(日)よりRoutes*Rootsにて
「考える古、伝える古」というイベントが始まります。
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今回は奥田早織さんと大森準平さんの二人展。
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奥田早織さんは、古い、味わいのある布を組み合わせながら、透明

感のある洗練された洋服をつくる作家さんです。フォルムやパター

ンを自由な発想で、シンプルなナチュラルな着こなしから、モード

を取り入れた斬新なスタイルまで、応用範囲の広い服をつくれる方

だと思います。また公園で拾ってきた落ち葉やどんぐりの実から染

料をつくり自分たちで布を染めて、そこからバックや服をつくるワ

ークショップをやったり、ほとんどガラクタにしか見えない何かの

パーツや木片を組み合わせて、魅力的なオブジェをつくるワークシ

ョップをしたりと、そのものづくりの姿勢は、だれにでも共有可能

な、開かれた技術や方法を持っていますが、その作品からは奥田早

織さんならではの洗練されたスタイルを感じさせてくれます。

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一方、大森準平さんは縄文をテーマに陶芸の技法をもちいた作品を

つくるアーティストです。遮光器土偶や火焔土器を手で土をこねな

がら再現しながらも、その作品は真っ白だったり、金色だったりと

従来の縄文のイメージからはみ出しています。また、いったん破壊

した土器の破片を赤や黄色に染めて焼成し、再び組み立てた作品を

つくるなど、死と再生への祈りを髣髴させるテーマを帯びながらも

、軽やかなポップさとが同居しています。
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今回のRoutes*Rootsの展示会は「考える古、伝える古」と題し、本

質的な新しさが不在になっている時代に、古を見つめなおすことで

、なんらかの風を吹かせてみたいという思いがあります。
一乗寺の恵文社コテージで行うオープニングのトークイベントは
「準と早織のディス古」と題し、ミラーボールの光が回る空間で、

二人の作品の背後にある思いについて、そして今、古を考えること

で見えてくることについて掘り下げてみたいと思います。

私、安井正も古家再生の建築家として、お二人の聞き役としてトー

クに参加します。ぜひ、ご参加ください。
by craftscience | 2015-02-20 17:54 | セミナー・見学会