カテゴリ:2011時を重ねる家2@西荻窪( 8 )

ひでしな商店で購入した古建具

先日、家づくり学校の「古材・再生素材」見学会で行った
新木場の「ひでしな商店」さん。
そこで購入した建具をつかった事例です。
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正面奥の中桟入りの4枚の建具がその古建具。
近くで見るとこんな感じ↓。
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ほとんど剥げ落ちながらも微かに残ったペンキの跡と
木地の色味が味わい深いですね。

ちなみに大きな丸太の桁は以前の記事でも書いた古材の丸太。
こちらは柳沢商店(葛飾区)で購入したもの。
http://craftscien.exblog.jp/15866742/
http://craftscien.exblog.jp/15598019/
by craftscience | 2011-11-16 19:30 | 2011時を重ねる家2@西荻窪

時を重ねる家2・杉並区西荻窪

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階段踊り場に落ちる午後の陽射し。古建具の格子から漏れる光が、水玉模様のよう。
by craftscience | 2011-08-03 23:08 | 2011時を重ねる家2@西荻窪

古建具と白い壁

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「東京かんかん」で建主さんが購入した古建具が階段の踊り場に。
西荻窪の骨董屋の「駱駝」さんで見つけた古建具のドア。

床の大谷石はあえて、風化した肌あいのものを選んで入れています。
建て主さんのこだわりの品です。
by craftscience | 2011-08-03 00:52 | 2011時を重ねる家2@西荻窪

リビングの古材丸太の桁

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東京都杉並区の西荻窪で施工してきました住宅が完成しました。
構造材の一部に古材を取り込み、随所に古建具などを取り込んだ新築住宅です。

この空間は二階のリビングダイニング。
古材の丸太桁が、構造的にも、視覚的にも空間を引き締めています。

キッチンのコンクリートブロック積みの腰壁が、全体のきっちとした印象を、ラフに崩してくれていいバランスになったと思います。

古材を新しい空間に持ち込むと、それがひどく浮いてしまったり、
古材の存在感が強烈過ぎて、他が負けてしまい、ちぐはぐな印象になりがちですが、
この家では、この2本の桁ありきで、空間をデザインしたので、それほど違和感なく納まったと思いますがいかがでしょう。

古民家風にもならないように、また和風にもならないように注意深くデザインしました。
by craftscience | 2011-08-01 18:50 | 2011時を重ねる家2@西荻窪

陶器に穴をあけて手洗器として使う

気に入った陶器の皿や鉢などをトイレや洗面の流しで使いたい、というご要望は多いですね。


それを実現するには、排水のための穴を、貴重な器にあけなければならない。
で、その穴あけ作業を誰がやるか、よく問題になります。
職人さんが嫌がるからです。
作業に失敗して、お客さんのお気に入りの大切な器を割ってしまったら大変!
そんなの責任とれません、という話になる。

設計者としては、なんとか建て主さんの希望を叶えてあげたいと思い、
どうしたものかを思案しているとき、
とてもいい刃物を見つけました。

ダイアモンドコアドリル。
http://item.rakuten.co.jp/niigataseiki/c/0000000256新潟精機。
これを楽天で購入。

以前、eitoieikoさんのギャラリーのトイレで使うために購入したのですが、
その時使ってとても簡単に、確実に、穴があけられました。
今回も、西荻の家で使いました。
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ある程度高速で回転するドリルがよいので
振動ドリルの振動なしのモードで使用しました。
穴あけする前に、金属のリング(付属)を両面テープ(これも付属)を使って穴をあけたい位置に張り付ける。これがすごくイイ!。刃先が安定してずれないのできれいに円が切れるのです。
付属のスポンジを水で濡らしてコアの中に挿入するのもすぐれもの。
湿式の切削が簡単に行われます。
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建築家、自ら施工する。
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ちょっと裏側はエッジが欠けました。
裏あてをしっかりしておけばこうならなかったかも。
でも、表面はばっちりエッジの立ったきれいな穴があきました。
by craftscience | 2011-05-12 07:10 | 2011時を重ねる家2@西荻窪

杉並区西荻窪B邸上棟

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杉並区西荻窪で工事中の住宅が上棟を迎えた。今回、はじめて古材の丸太桁を構造に組み込んだ。

これまで「時を重ねる家」や「再生の家・阿佐ヶ谷」などで古材を取り入れてきてはいたが、あくまでも造作材としてであった。やはり構造体の一部として古材を取り入れるには、それなりの段取りが必要だからだ。木材の劣化が強度上問題がないか、切欠き、割れなどが問題ないか、見えないところに腐朽や虫害がないかどうか、そのあたりの見極めが重要になる。

こうして実際に立ち上がった姿を見て、ま新しい白木の新材のなかにあると、古材の存在感は圧倒的に強い。違和感すら感じる。

これをこれからの仕上げ工事でどこまで新しい部分と馴染ませられるか、
素材や仕上がり、ディテールを丁寧に考えていかないと、
ちぐはぐな印象になってしまうだろう。

しかし、古いけれどもしっかりとした材を使うメリットも確信する。
大工さん曰く、建て方の時に、丸太の桁を乗っけた瞬間に建物が強固に固まったという。
7mを超える一本ものはやはり強い。
太さも元で35センチはあり、かつての建物用に刻まれた溝やほぞ穴などが多少あっても今も有効に働いている断面寸法はかなり余裕がある。
材そのもの強度は十分に乾燥しむしろ強まっているように感じられると大工も言っている。
腐朽や虫害さえなければ古材は新材よりも強度が増すという実験データも存在している。
新材で、これぐらいの寸法の材を用意しようとしたら、乾燥に時間がかかり、コスト的にもかなりの額になる。生材でいれたら、表面には多数のひび割れがはいるだろう。
古材だからこそ得られる価値が多数あると思う。

だから、古材をもっと有効に使っていくために、
現代の私たちの感性に馴染むように仕上げていきたいと思う。
by craftscience | 2011-02-04 10:23 | 2011時を重ねる家2@西荻窪

西荻の家、古材搬送中


今、杉並区の西荻で工事中のB邸でも、
古材や古建具を取り入れたデザインに取り組んでいます。

この日は、二階のLDKの空間の要となる二本の桁を
水元の古材屋さん「柳沢商店」から、
大工さんの加工場まで搬送してもらいました。

以前から目をつけていた杉丸太を
倉庫からユニックで引っ張り出して
工務店のトラックに載せる作業は、かなりの圧巻。
二本とも7メートル超える材です。

想像以上に劣化の少ない良材で、これからが楽しみです。

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by craftscience | 2010-12-12 08:57 | 2011時を重ねる家2@西荻窪

床材選び

先週末、建主さんと見積調整の打ち合わせ。
コストダウンの必要から床仕上げの材料を一部見直すことに。

一口に床材といっても、コストのバランス、全体のデザインとの調和、素足で触れたときの感触、床暖との相性、経年変化による風合いの変化など、いろいろなことを考えながら総合的に判断しなければなりません。

今回は、個室などプライベートな部屋は、ローコストなフローリング材にして、玄関からリビングダイニングなどパブリックスペースは、質感のよい(それなりの値段がします)ものを使うことにしました。
by CRAFTSCIENCE | 2007-02-20 09:32 | 2011時を重ねる家2@西荻窪