カテゴリ:2007光幕の家( 12 )

日経のサイトに「光膜の家」が紹介されました。

NIKKEI NETという日経新聞がやっているサイトの
住宅関連のページで、
「光膜の家」が紹介されました。
「こだわりのデザイナー住宅」というコーナーです。
by CRAFTSCIENCE | 2007-05-29 23:19 | 2007光幕の家

照明設計の考え方・その1

夜、家のなかに明かりが灯ったとき、
どのように光が漏れ
どのような家のたたずまいになるのか、
意識しながら設計します。

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撮影:和田高広
この写真の「青」が和田さん独特の深い色合いで、いいですね。

「光膜の家」では
屋根と壁の連続した面が
一枚の光をうけとめるスクリーンとして
生活の場に多様な表情をあたえる・・、
という考え方で全体がまとめられています。
照明の設計でも
スポットライトを使って
生活の行為に合わせて向きを変えたり
気分を変えたいときには壁や天井を照らして
間接照明として使えるようにしました。
by CRAFTSCIENCE | 2007-05-24 13:55 | 2007光幕の家

光膜の家、階段

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「光膜の家」の階段です。
鋼材を使って軽快感があって、視線が抜けていくようなデザインにしています。

窓による緑や空や光の切り取り、
階段下の小さなスケールで包まれた空間、
造り付けの本棚と一人掛けのソファ。
リビングの一角が一つの特別な場所として生きています。

この階段は
鉄骨階段の製作を専門にしている、
岐阜・高山の「ヤマキ」さんにつくってもらいました。
(でも、チークのフローリング材は大工さんの施工)
曲げた部材と直線の部材を組み合わせたデザインは
溶接時の鉄のゆがみを最小限に抑えるために生み出されました。
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by CRAFTSCIENCE | 2007-05-03 07:10 | 2007光幕の家

ウインド・チャイム

「光膜の家」のテラス軒下にウインド・チャイムをぶら下げて撮影しました。
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ウインド・チャイムとはいわゆる「風鈴」の一種なのですが
四本の金属の棒が、きちんと調律されているので
とても美しいハーモニーが響きます。
春風にゆれながら、ゆったりと音が鳴り、消えていくのが
自然のゆらぎに身をゆだねているようで心地よいです。

写真は「WOODSTOCK CHIMES」というアメリカ製です。
ぶら下がっているおもりのデザインも
カルダーのモビールみたいで気に入っています。
by CRAFTSCIENCE | 2007-03-12 10:31 | 2007光幕の家

光膜の家、その4

光膜の家では、南側の隣家が建主さんのご実家でした。

その2階半分が、ほとんど空き部屋となっていたので
今回あわせてリフォームすることで、
新築住戸の一部として活用できるようにしました。
そこにはお子さんの個室を二部屋しつらえました。

2階リビングから、隣家1階屋根の上に新たに設けたデッキテラスを介して
となりの家へ行けるようになっています。

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by CRAFTSCIENCE | 2007-03-07 13:16 | 2007光幕の家

桐板ボード

光膜の家でも使っていました桐板張りの壁・天井仕上げですが
僕らは「桐板ボード」と呼んでいますが、
一般的には「桐集成材」という名称で
9ミリ厚で910×1820のサイズで流通している素材です。
小さな材をフィンガージョイントでつないで集成しているものと
幅広のものを幅はぎしてボードのサイズにしているものとあって
私が仕上げで使う場合は幅はぎのタイプを使います。

合板に突き板を張ったものとは違い
厚み方向には無垢材なので調湿性能は高いのですが
その湿度変化による伸び縮みは大きく
割れが発生することもあります。
割れの可能性について建て主さんにご理解いただいた上で使うよう心がけています。
桐ならではのやわらかい、けれどもさっぱりとした表情が魅力的です。

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3×6版を450幅に裂いて張るというものやってみたことがありますが、
(写真はその例、市川のマンションリフォーム)
このほうが手間はかかりますが割れにはよいとおもいます。
下地をどうつくるか
のりづけをどの程度やるのか、
フィニッシュ釘かビス現しかなど
大工さんや現場監督といろいろな方法を考えます。
by CRAFTSCIENCE | 2007-03-05 16:40 | 2007光幕の家

光膜の家、その3

3階の多目的スペース。
ご主人の趣味の部屋、音楽を聴いたり、本を読んだり・・・。
たまにパソコンに向かって仕事もしたり・・・。
お客さんとお酒を飲むこともあるかもしれないし、
ソファーの上でお昼寝するかもしれないし・・・。
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いろいろなことができる「余白」を大切にし
光や風や眺望やスケール感や質感の気持ちよさを
建物でキチンとつくりだすこと。
そして「自分の場所」として住む人が愛着のもてるような仕掛けを
さまざまに織り込んでおくこと。
これは、私が住宅の設計をしていて常々意識していることです。

ソファ、楕円テーブル、スツールは
スタンダードトレードの渡邊謙一郎さんデザイン・製作によるオーダー家具です。
楕円のソファーテーブルは60cmの高さ。
普通のソファーテーブルより高く、
通常のダイニングテーブルよりは低い。
ソファに座ってノートパソコンを叩くのにちょうどよい高さだと感じました。
「家具が置かれる空間と生活のありかたを理解してデザインしたい。」
という渡邊さんの言葉が印象に残っています。
建て主さんも私も大満足です。
by CRAFTSCIENCE | 2007-03-02 14:07 | 2007光幕の家

光膜の家、その2

玄関を入ると、三階まで、直線的に上っていく階段が見えます。
その先には空が見え、開放感のある伸びやかな空間となっています。
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右手は畳室で、寝室的な使い方をできるよう、
布団収納や納戸を併設しています。
正面奥は洗面脱衣室(トイレ付き)。
by CRAFTSCIENCE | 2007-03-01 15:54 | 2007光幕の家

光膜の家、その1

間口が狭く、奥行きの深い21坪の敷地。
道路に面するところ以外は隣家が接近して建っています。
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こういう密集狭小地では、
通風採光をどう確保するか、
季節や時間のうつろいを感じられるような
豊かな内と外との関係をどうつくるか、
ということが設計上、とても重要です。

この家では、
南側(写真右手)からの日の光を
受けとめ、導き、反射させながら
家の奥まで、3階から1階まで光を届ける
一枚の白い幕のような構造体をつくりました。
そこに寄り添って生活のさまざま場所がある。
そんなコンセプトの家です。
by CRAFTSCIENCE | 2007-02-28 07:26 | 2007光幕の家

2/24、オープンハウス終了

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「光膜の家」のオープンハウスに来てくださったみなさん。
ありがとうございました。

これなかったかたは
このブログで、少しづつ写真をアップしていきますので、見てください。
by CRAFTSCIENCE | 2007-02-26 13:47 | 2007光幕の家