カテゴリ:まちで見つけたもの( 9 )

ライカ京都店に行ってきました。

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今日は現場打ち合わせの帰り道、いつもと違うルートで帰ろうと思いたち、祇園の花見小路を通って帰ってきました。木製格子の細やかなつくりに見入りながら花見小路を歩いていると、Leica赤いロゴがちょこんとプリントされた麻の暖簾が・・・。こんなところにLeica?と立ち止まると、どうもライカのショップとギャラリーになっている模様。
中に入ると、京町家が端正なモダーンデザインでリノベーションされた空間。二階がギャラリーになっており「アーネスト・サトウ」の写真展をしてたので見学。
昨年、俵屋旅館に行ったとき、アーネスト・サトウ・ルームの居心地のよさに惚れ惚れしたことを思いだし、あの部屋の主はこういう人だったのかと再認識。
特に、ギャラリーにおいてあった芸術新潮のアーネストサトウの特集が面白かった。アーネストに京都市立芸大の学生だったころ直に教わったという森村泰昌による編集がよい。かつて七条の知積院の裏あたりに京都市立芸大の今熊野キャンパスがあり、そこでアーネストと若き森村さんとが初邂逅したときの話などから、70年前後の京都の大学キャンパスの息吹きが伝わってきた。
芸術新潮1996年6月号
by craftscience | 2014-09-11 23:12 | まちで見つけたもの

奈良で見た壁

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奈良の東大寺へ行くと必ず、二月堂へあがる道を歩きます。
そこの美しさにはいつも魅了されます。
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土壁の経年変化の妙。
by craftscience | 2014-09-09 00:58 | まちで見つけたもの

モンド君に似顔絵をかいてもらう

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モンド君が恵文社に来て似顔絵を描いてくれるというので行ってきた。
10歳の彼の前に座り、正面から向き合って描いてもらった。
とても真剣なまなざしで、「名前ペン」をキューっ、キュッ、キュウっと唸らせながら描いていもらうのは
不思議と心地よい時間であったのが驚き。
そうしてできた絵がこれです!
モンドくんありがとう。
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モンドくんについてはこちらを。
by craftscience | 2014-09-04 23:29 | まちで見つけたもの

この家、いいなあ

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クラフトサイエンスの東京オフィスのご近所に建っているこの家。
平屋の小さな家なのですが、前からこの家の住人は只者ではない・・・、そんな気がして前を通っていました。
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なんといっても、街のなかでの佇まいがいい。
この小さいスケール感と、黒塗りのナミイタがとても素敵です。
丁寧に手入れされた植栽が、きちんとした暮らしの存在を物語っています。
木製建具の姿はどうして、なぜアルミサッシより美しいのか?
これで中に入ると、むちゃくちゃ断熱性能がよかったりしたら
一人暮らしの理想形なんだけどなぁ。
by craftscience | 2012-02-16 16:48 | まちで見つけたもの

さくら新道(王子)が焼失していた

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昨日、京浜東北線に乗って王子駅を通過するとき、
いつも楽しみにしていた風景が失われてしまったことに気づきショックを受けた。
王子駅前の居酒屋横丁「さくら新道」が2012年1月21日に火災で焼失していたのだ。
こちらがそのニュース。
赤い波板の壁面。その端部のデザイン的な処理。
増築を繰り返したような自由な表情。
大好きな建物だったのでなんとも残念である。
負傷された方の一日も早いご回復を祈ります。
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by craftscience | 2012-02-01 01:00 | まちで見つけたもの

柴又・松屋のセキトメ飴

空気が乾燥した日が続きますね。

こういう時期はのどを痛めがち。
私ものどが強い方ではなく、風邪をひくと、咳だけが長引いて残ったりして困ります。

のど飴にもいろいろありますが、
私は柴又・松屋の「セキトメ飴」を愛用しています。
蓬(よもぎ)や桔梗(ききょう)、生姜など自然の素材をつかった昔ながらの製法でつくられているので安心して食べられますし、なにしろおいしい。
のどを潤して、咳を抑えてくれる効果も確かだと思います。

葛飾区の柴又、帝釈天の参道にあって、いまも手づくりの飴を売っているお店です。
飴を切る「トントントントン」というリズミカルな音が参道に鳴り響いて
下町の風景の一部となっています。
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by craftscience | 2009-01-15 04:42 | まちで見つけたもの

新横浜ラーメン博物館

11/24の休日は家族で横浜に出かけました。
横浜トリエンナーレを赤レンガ倉庫でみて、
そのあと、新横浜のラーメン博物館に立ち寄りました。

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写真のような吹き抜け空間を囲むように
昭和レトロなデザインの街並みがつくりこまれています。
テーマパーク的なフィクションの世界ではありますが、
よくつくりこまれていて、特に2階レベルの路地が
けっこう楽しめました。

それにしても、この空間はビルの地下にあります。
地上一階は博物館らしく展示スペースで、
2階から上はすべて駐車場。
新横浜駅近くの限られた土地をこういう使い方をしようという企画力
と実現力に感心してしまいました。
ちかに下りていく階段が、薄汚れたコンクリート風仕上げになっていて
ちょっと異世界に下りていく感じの演出。
出るときに目に留まった階段のサインが
上が「未来」、下が「現在」となっているのに笑えました。

ラーメンはミニラーメン一杯550円を食べて、2軒はしごしました。
おいしかったですよ。
by craftscience | 2008-11-29 11:10 | まちで見つけたもの

かつてのデザイン心

東京駅の山手線のホームで、ふと気がついた。
柱に装飾が施されていることに・・・。

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このデザインはヨーロッパ建築の古典様式のオーダーであるコリント式で
柱の頭に植物の葉が茂ったような飾りがついています。

日本の駅舎建築のほとんどが、機能性と経済的合理性のみで設計されていて、
空間の豊かさや気持ちよさをデザインの力で生み出していこうとする気持ちなんて
これっぽちもありゃしない。さびしいかぎりです。

この柱は、まだ東京駅ができて間もないころの
かなり古い時代の名残なのだろう。
かつてはホームの柱ひとつもおろそかにしない
デザイン心があったのに・・。
by CRAFTSCIENCE | 2006-11-01 07:18 | まちで見つけたもの

奇妙な現場

うちの近所で奇妙な現場を見つけた。

古い木造住宅が建っていたのだが
ある日、解体工事が始まったと思ったら
いつの間にかきれいに柱と梁だけ残された状態になっていた。
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この柱がすごいんです。
白蟻にやられて
まるで鉛筆のようにとんがった状態で
かろうじて建っている。
土台はわずかな粉を残して
跡形もなくなってしまっているところがある。
まるで白蟻被害の展示場のようである。

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浴室などの水廻りを
立ち上がりのない基礎でつくると
このような被害にあう可能性が高くなる。

現在はこのようなつくり方は普通しない。
通常基礎は、地盤面から400以上の立ち上がりをつくるし、
浴室周りは1m以上の高基礎をつくりその上に土台を載せる。
土台や柱の足元は防蟻性のつよい桧材をつかうか
柱の足元1m程度まで防蟻用の薬剤を塗布することで
白蟻対策をするように、私の設計ではしています。

しかし、こんなにボロボロで頼りにならない構造体を
ここまで丁寧に解体して残すことに
いったいどんな狙いがあるのだろうか。
奇妙な現場である。
by craftscience | 2006-09-09 22:04 | まちで見つけたもの