BS2で尾崎豊見る。

先ほど、BS2で尾崎豊の番組を見た。
いろいろ思うところあり。
リアルタイムで尾崎が活躍しているころ
私は高校生から大学に入ったころでしたが
正直、あまり尾崎は好きではなかった。
あのストレートな不安や不満ややりきれなさや哀しみの表現が
どーも、あまりにベタで、
べたべたした感情をさらけ出しているようで・・・。
でも、いまは私もそれなりに大人になったのだろか、
(演歌をカラオケで堂々とうたえるほどになりました(笑))
それともちょっと斜に構えた10代のころより素直になったのだろうか、
やはりどんなにストレートでベタな表現でも、
核心にせまるものはやはりいい、
時代を超えた説得力のようなものを感じました。
スティービーワンダーの音楽に感じるような、
時代や文化や民族性を超えた普遍性が
尾崎の曲のいくつかにはあるように思いました。

あと、ライブ映像でシャツの前ボタンをはだけて
見え隠れする胸板や上腕がかなり筋肉隆々な感じで
なんだか三島由紀夫を思い出しました。
ナルシズム、陶酔、男の美学、カリスマ、早すぎた死・・・など共通項を思う。
「尾崎は80年代の三島由紀夫である。」
といったら、三島ファン、尾崎ファンのどちらからも
怒られるかな?
by craftscience | 2007-04-28 22:32 | 日々の雑感


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